ここ1か月の従業員不正のニュースを拾ってみました。
内部統制の基本は「内部牽制」です。
一人の従業員で業務が完結しないように、複数人の目に触れるようにする、です。
また、金、帳簿、モノはそれぞれ別の担当者に分担するのが、不正リスクを大きく軽減します。
出納担当者が日々の入出金や支払業務を行い、別の人間が日々チェックし、
定期的に責任者が出納内容と預金通帳や預金残高をチェックするようにします。
出納業務を取り扱う社員には、会計帳簿やその他の帳簿の記録をさせないようにします。
人数の関係で、やむを得ず兼務する場合には、別の人間が定期的にチェックするようにします。
従業員たちが共謀したら、牽制が効かなくなることもありますが、ここ最近の不正は単独犯が多いので、できるだけ多くの人の目に触れるようにしておけば、不正をやりにくくなるでしょう。
また、「子会社」の内部統制も大事ですが、「親会社からの出向者」が無統制にならないように気を付けなければなりませんね。
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■伊藤忠元社員を逮捕 6億2000万円着服容疑、FXに流用
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2014/07/06 15:39 日経速報ニュース 609文字
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伊藤忠商事から関連会社に出向中に資金約6億2千万円を着服したとして、警視庁捜査2課は6日、伊藤忠元社員の西口元容疑者(32)=大阪府守口市早苗町=を業務上横領容疑で逮捕した。捜査2課によると、私的な外国為替証拠金(FX)取引に流用していたという。
逮捕容疑はニュージーランドにある関連会社で植林事業のSPFL社に出向していた2013年8月~14年2月、同社の銀行口座から自分の口座に70回以上にわたり送金し、約6億2千万円を着服した疑い。
捜査2課などによると、西口容疑者は10年8月から今年2月までSPFL社で、経理や営業、総務などを一手に担当していた。請求書を偽造するなどして、自身が勤務する別の関連会社との商取引に装い、送金を繰り返していたという。
社内監査が迫った今年2月、西口容疑者が自ら不正を申告。会社の調査に対し「自己資金でやっていたFXに損失が出て、穴埋めをするために会社の資金を使った」と説明したという。
FX取引は業者に預けた「証拠金」の何倍もの外貨を売買できる。倍率が高いほど高収益を得られる可能性がある半面、リスクも大きい。金融庁は倍率を25倍までに制限しているが、西口容疑者は海外業者を利用して数百倍の取引をしていた。
伊藤忠は3月に西口容疑者を懲戒解雇したうえ弁済を求めたが、被害金はほとんど残っていなかったという。
伊藤忠商事の話 不正が起きたことを厳粛に受け止め、再発防止に取り組む。
逮捕容疑はニュージーランドにある関連会社で植林事業のSPFL社に出向していた2013年8月~14年2月、同社の銀行口座から自分の口座に70回以上にわたり送金し、約6億2千万円を着服した疑い。
捜査2課などによると、西口容疑者は10年8月から今年2月までSPFL社で、経理や営業、総務などを一手に担当していた。請求書を偽造するなどして、自身が勤務する別の関連会社との商取引に装い、送金を繰り返していたという。
社内監査が迫った今年2月、西口容疑者が自ら不正を申告。会社の調査に対し「自己資金でやっていたFXに損失が出て、穴埋めをするために会社の資金を使った」と説明したという。
FX取引は業者に預けた「証拠金」の何倍もの外貨を売買できる。倍率が高いほど高収益を得られる可能性がある半面、リスクも大きい。金融庁は倍率を25倍までに制限しているが、西口容疑者は海外業者を利用して数百倍の取引をしていた。
伊藤忠は3月に西口容疑者を懲戒解雇したうえ弁済を求めたが、被害金はほとんど残っていなかったという。
伊藤忠商事の話 不正が起きたことを厳粛に受け止め、再発防止に取り組む。
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